本殿南東側に鎮座している神社です。
昔にあった公孫樹をお祀りした神社です。
現在、祠の隣に古い株が残っており、以前は株の前に小さな祠がお祀りしてありました。
公孫樹(イチョウ)は古木になると、樹木の中心の活動は停止してしまします。
そのため、新しく成長するためには、枝が水分や栄養分を補給するために根のようなものを幹の周りから地面に向けて伸ばし、やがて地面に到達したときに根が地面に入り込み、さらに幹を成長させます。
この形が女性の乳房を連想させるため、昔より公孫樹の古木を乳房しんとして信仰されてきました。