吉備津神社の下隋神門を潜った左側に段原広場と呼ばれている広場があります。

皆さんも車で行かれると、ここに駐車されることが多いと思います。

その広場の中央参道寄りに、堂々と鎮座しています。

樹齢推定700年以上の天然記念物で幹の周囲6.2mと広島県の資料にはありますが、実際に測ってみると、地上約1m地点で幹の周囲が8mを超えていました。

その巨木ぶりは圧巻です。

 

若い木と比較してすると樹勢の衰えは隠せませんが、まだまだ枝や葉が覆い茂り訪れた人に、木陰と安らぎを与えてくれます。

 

広島県で樹齢7番目に古い大木となります。

古木は樹幹や枝から気根を生ずる習性があり、乳下りと表現されます。

この大公孫樹にも、一部で乳下りができ始めており古木としての威厳を漂わせています。