福山市指定文化財

室町時代の一遍上人の絵に描かれている隋神門が現存しています。

これを潜るとの昔は、石燈籠の参道には備中の吉備津神社と同じく回廊があったことが『一遍上人絵伝』に描かれています。

 

上表参道に上隋神門と下隋神門の二つの隋神門を持つ吉備津神社ですが、下隋神門は室町時代からあり一遍上人が絵に描いた隋神門が現在も下隋神門として現存しています。

 

この隋神門から末社以外の建築物が始まります。

隋神門越しに大階段や上髄神門が見え、ここから見ると手水舎の手前の石灯篭から徐々に小さくなる石灯篭でかなり距離が長く感じます。

現在ではこの随身門を車で潜って、大公孫樹のある段原広場に車を停めることができます。