備後一宮　吉備津神社に数多くある摂社・末社。

ここでは、他の神社などでよくある同じ大きさ同じ形の祠をお祀りしているのではなく、それぞれが個性を持った神社として摂社・末社が祀られています。

備後一宮　吉備津神社は境外末社が多いのが特徴です。

北と南に深い谷を持ち、広大な御池で防備を固めた城郭都市として、古くから町屋などを取り込んだ神域形成をされているため、第一鳥居の外に末社を多く持つことになっています。

昔は御池の東に第一鳥居があり、吉備津神社名義の土地が多くを占めることなどから、御池の周辺より西側が境内と言われています。

摂末社の中に、式内社や県社など格式の高い社が複数あり、摂末社と呼ぶには余りにも大規模な摂末社が多く点在します。

大きな規模から小さな規模まで、様々な規模の摂末社が点在することで、吉備津神社の境内はバラエティー豊かで美しいものになっています。